めざせ指人形マスター
キャラクターソフビ指人形をこよなく愛する一人の男が 「指人形マスター」と呼ばれることになる(といいな) までの顛末を記録した一代記である。
- 2025.07.13
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- 2007.04.25
Imagination of ULTRA OBJECTS + SUBJECTS
- 2007.04.10
ゾフィーって・・・
- 2007.02.10
メビウムダイナマイト
- 2007.02.03
サコミズキャップ
- 2007.01.27
80の最終回
Imagination of ULTRA OBJECTS + SUBJECTS
入場料は500円です。半券のデザインがいいです。具体的には言えないのですが、ウルトラマンだなぁという角度の写真ですね。
会場の中は撮影当時の様々な物(OBJECTS)とそれをアートとして撮影した写真。そしてウルトラマンにかかわった人々(SUBJECTS)の紹介が飾ってありました。
もちろん場内は撮影禁止ですので、会場でもらったパンフレットの一部を紹介するとこんな感じです。
これからもわかるように、撮影当時の様々な道具(といっても一部だけ)やそのレプリカが飾ってありました。点数としてはさほど多くはありませんが、ウルトラマンのブーツ(Cタイプ)だとか、ベムラーの体表(スーツの一部分)だとか科特隊基地のカタパルトなど、感慨深いものがそろっておりました。
会場ではウルトラマン怪獣伝説-40年目の真実-
会場限定品も販売されています。キューブリックはありましたが残念ながら指人形はありませんでした。内容はとても面白いですが、展示数から言うと500円はちょっとお高いかなという感じです。上映されているDVDを最後まで見られれば満足がいくのではないでしょうか。
5月7日までの開催だそうですので、興味のある方はお早めに。
ところで、会場入り口でこんなちらしをもらいました。
最近になってやっと名古屋にも来てくれるようになりました。
10年前なら長男をダシにして見にいけたのに、いまでは行けませんね。
高校生になっちゃいましたから・・・・
どうやら役者の方々も出演されるようです。肝心なミライくんがいないのがさみしいですけど。
ん・・
ちらしの右隅になんだか異質な絵があるぞ・・・・
・・・・
TOY BOX マジカルコンサート?(昔おなじ名前でバンドをつくっていたこともありましたが・・どうでもいいですけど・・)
ちらし裏面によると「ウルトラヒーローや宇宙人、海獣たちがダンスをしたり"どきどきマジック"をしたり・・(中略)・・・まるでおもちゃ箱をひっくり返したような・・・(中略)・・・フィナーレにはキッズダンサーたちも大集合して・・・(中略)・・・・とても楽しいエンターテインメントライブです」
うーーん。ますます高校生の長男はついてきてくれそうもないなぁ・・・・・
ゾフィーって・・・
メビウスを見終わってふと思ったのですが、ゾフィーってウルトラマンの最終回にちらっと登場しただけで、その後はウルトラマンAの第一話まで登場しないんですよね。
帰ってきたウルトラマン放映時にいつのまにか作られた「ウルトラ兄弟」という設定で、なぜか「長兄」とされて、いつのまにかM87光線なる謎の必殺技まで与えられて・・・・
ウルトラマンAやタロウで画面に登場しても、兄弟たちの身代わりになってやられたり、他の兄弟たちがバーベキューを楽しんでいるのに人間体にもならずパトロールしていたりと、決して「強い」という印象ではありませんでした。
ゾフィーが強いなぁ、と思ったのはむしろ、内山まもるのザ・ウルトラマンを読んでからです。
じゃあ、もしかしてウルトラセブン最終回に出てきたいわゆる「セブン上司」が、もしセブンとは少し違うデザインをしていて、劇中でセブンが「セブン上司」の名を呼んで(あれは熱にうかされたダンの妄想だ、という説もあるようですが)いたら、ウルトラ警備隊の副隊長・・・なんて役割も与えられていたのかなぁ。
ま、どうでもいい話ではありますが・・・・
メビウムダイナマイト
10日の放送で、エースキラーならぬメビウスキラーが現れました。
ウルトラ5兄弟のすべての技を習得しているうえに、メビウスの技も身につけている強敵ですが、メビウスの放つウルトラダイナマイトでなんとか撃破できました。
エースキラーを抱えたまま炎に包まれ始めたときは、一緒に見ていた長男ともども「まさかっ」と叫びそうになりましたね。確かにエースキラーはウルトラマンタロウの技を知らないはずですからね。盲点をつかれました。
その後、ご親切にもヤプールが「メビウムダイナマイトか」と技に名前をつけてくれました。でもさすがにヤプールは物知りです。今回の敗因はエースキラーをタロウにけしかけておくのを怠った、ということでしょうか。
さあ、ジングウジアヤも再登場し、GUYSの面々も月で遭難しました。今日のお話はクライマックスへの導入部というところでしょうか。
そして来週の予告
「星司さん・・・」と呼ぶ声は、月に帰ったあのお方でしょうか。エースが登場することは雑誌記事などで知ってましたが、まさかもう一人登場するとは・・・・
ところで、あのブンヤさんはどうして再登場したのでしょう。
来週はヤプールの異次元空間でもストーリーが進むようですが、ミライくんと対称させるための起用でしょうか。
『ブンヤさんのスクープでミライくんがメビウスであることがマスコミに知られ、いたたまれなくなってウルトラの星に帰る』などというガイアの焼き直しみたいなエンディングはメビウスに似合いませんので、絶対にやめてほしいのですが・・・。
そしてもうひとつ。ヤプールやメフィラスたちが口にしていた『皇帝』。
前からうわさされていたように、いよいよ『エンペラー星人』が登場するのかなぁ。
ジャッカル大魔王と四天王でも別にかまわないけどね。
いずれにしても、またしばらく目が離せません。
サコミズキャップ
「ゾフィーとサコミズ隊長の出会いが語られる・・」
というサイトでの予告をうけて楽しみにしていた今日(2月3日)のメビウス。
いきなりなつかしのゴモラが登場です。南太平洋のジョンスン島での登場に「なぜかわが国だけに怪獣が出現していたが・・」という補佐官の台詞に思わず顔がほころんでしまいました。
今日はストーリーとしては次週以降の前振りで、サコミズ隊長の正体が語られるほうがメインでした。
いよいよ、ゾフィーに変身か。それにしてもちょっといきなりすぎないか、と思っていたら、サコミズ隊長は実は科学特捜隊の宇宙勤務で、ウラシマ効果により年をとっていないということが明らかにされました。
それどころか冥王星付近でであった謎の円盤群とそれを倒してくれたゾフィーとの出会いによって、地球に怪獣が現れなくなっても知らないところでウルトラマンが地球を見守っていてくれたことを知り、それがGUYS設立のきっかけになったことが語られました。
ニューヨーク総本部のタケナカ最高総議長(そういえば科特隊もパリが本部でしたね)と同期で、「ムラマツという優秀なキャップがいるし、ウルトラマンもいるから自分は宇宙に行った」と語るサコミズ隊長はかっこよかったですね。科学特捜隊のユニフォーム(少々アレンジしてありましたが)も、ノーマルスーツも着用せずに宇宙を飛び回るという昔ながらのおおらかさも良かったです。(円盤のデザインもいかにも!でした)
さて二人の話がもりあがっているときにいよいよレッドキングが登場です。
苦戦するGUYSのメンバーですが、タケナカ最高総議長の経験を生かしたアドバイスで少しずつダメージを与えていきます。
喜ぶまもなく、レッドキングがゴモラに変身。宇宙生物の仕業のようです。
かなりゴモラが強いし、「こんな短い時間でやっつけたらゴモラに失礼だろう」と思っていたので「続く」なのかと思ったら、バーニングブレイブでやっつけてしまいました。
最後の最後に宇宙生物をあやつっていたのがヤプールであることが明かされ、次週につながっていきました。
メビウスはどう戦うのでしょうか・・・。
さあ、メビウスもかなりクライマックスに近づいているような気がします。ウルトラマン40年の時間の流れがうまくつながっている作品なので、できればこのまま2年でも3年でも続けてほしいものですが、そうはいかないでしょうねぇ。
ただ、ウルトラの父が「君にはまだ無理だ」とメビウスに対する異例の「帰還命令」をだした理由が「ヤプールの復活」というのではちょっと物足りません。
かといって今からあたらしいラスボスをだされるのもとってつけたようで嫌です。また、ウルトラマンシリーズの最終回は「ウルトラマンの正体がばれて最後の戦いと涙の別れ」がお約束だったわけで、それが使えないメビウスでは、さらに上回る大団円(メビウスには生きて光の国へ帰ってほしい)を期待しています。
80の最終回
27日にいよいよウルトラマン80が登場しました。
というより、ウルトラマン80が主役でメビウスがゲストのような扱いでしたね。この放映回の興味は
・長谷川初範はブライトスティックを使って80に変身するのか
・「80にいさん!」が聞けるのか
の2つでしたが、変身シーンまでは見られませんでした。
ストーリーはマイナスエネルギーの再発生を感知した80が地球にやってくる際に、でくわした円盤生物をメビウスとともに倒すところから始まります。
80から忠告をうけたメビウスとGUYSのメンバーは、桜ヶ丘中学(80が矢的猛として赴任していた中学校)からわずかにマイナスエネルギーが発生していることを見つけます。
同時に矢的猛の教え子たちは桜ヶ丘中学が廃校になることをしって同窓会を企画します。矢的先生が実はウルトラマン80でUGM隊員としても活躍していたことをうすうす感じていた彼らは、たまたま調査に来ていたミライくんに矢的猛の居場所を尋ねます。
ミライくんは80に呼びかけ、出席を促すのですが、80はそれを拒否します。ここで
・マイナスエネルギーの発生を抑えるためには、思春期の子供たちが希望を持って生きていくことが大切であると考えて教師になったこと
・あまりにも怪獣の発生が多すぎて教師を辞めざるを得なかったこと
・結果として子供たちを途中で見放すことになってしまい、いまさらあわす顔はないこと
が80の口から語られます。
かわりに子供たちに謝ってほしいと頼まれるミライくん。一方同窓会(中学校で開催されたのですが)の当日になっても矢的先生が来てくれると信じている子供たち(といってもいいおじさん・おばさんたちですが)。
この板ばさみになってミライくんは悩みます。
悩んでいるうちに中学校に蓄積されたマイナスエネルギーが怪獣となってしまいます。中学校を必死で守ろうとするメビウスでしたがなかなか歯が立ちません。そこに80が現れます。
「マイナスエネルギーによって生み出された怪獣を倒すのは私の役目」とバックルビームであっというまに怪獣を倒してしまいます(というか消し去ります)。
それを中学校の屋上から当時の子供たちが熱いまなざしで見つめます。「俺たちのウルトラマンだ」とつぶやきながら。
戦い終えた80に対して「矢的先生」と呼びかけ、一人一人が大きくなった自分たちをアピールします。熱い感謝の気持ちとともに。
子供たちの心に「教えられたのは自分のほうだ」と人間体になった80、つまり矢的先生があらわれ同窓会の輪に加わるのでした。
この話はウルトラマン80の本当の最終回と言えるでしょう。
路線変更の多さやストーリーの稚拙さなどで、散々な評価をうけることの多い80ですが、80のストーリーがやっとここでひとつにつながった感じがします。
ウルトラマン80をまったく知らない人には????な話だったかもしれませんが、それでも80を見続けていた自分のような人間にとっては、ベストエピソードの上位に含めてしまいたいお話でした。
ちなみにメビウスでの自分のベストエピソード、トップ1はタロウが競演した回の後編で、タロウが振り返りざまに
「私をみくびるな!」
と叫ぶシーンです。あれはかっこよかった。
ところで、次週はいったい何なのでしょう。ジェットビートルは出てくるし(しかも宇宙用のブースターつけて)、あの気になる後姿のウルトラマンは、まさか・・・・・