めざせ指人形マスター
キャラクターソフビ指人形をこよなく愛する一人の男が 「指人形マスター」と呼ばれることになる(といいな) までの顛末を記録した一代記である。
ローマ人の物語 終わりの始まり(文庫版)
いよいよ、ローマ帝国の崩壊に向けた話が始まります。
今回の舞台は紀元160年ごろから紀元210年ごろまでの50年間。著者の考えだと、この期間の出来事がローマ帝国崩壊の一因となっているようです。
『哲人皇帝と呼ばれ、後代になっても評判の良いマルクス・アウレリウスが内乱を防ぐために、少々頼りないことを知りつつも、次期皇帝に指名した実子コモドゥスは、家族の反抗などをきっかけに疑心暗鬼にとらわれはじめ、暴走をはじめる。
この愚かなる皇帝が後継者を指名することなく身近なものに暗殺されると、各地にいる将軍たちが「われこそが次期皇帝」と名乗りをあげる。内乱の始まりである。
内乱の結果、だれが皇帝になったとしても、やはり国は疲弊し、軍事的色彩の強い帝国に変貌していくのは明らかであった。』
と文庫本3冊分を乱暴に要約すると、こんな感じになるのだけど、それにしてもローマ人の物語は本当に面白い。
タイトルに物語とあるだけあって、歴史の流れを今もローマに暮らす著者が、目の前で話しかけているような感じさえうける。
特にすばらしいと思うのは、ローマ史の資料(当時の資料、碑文、後世の歴史家が記した資料などなど)をきちんと踏まえたうえで、起こった出来事だけを羅列するのではなく、どうしてそのような状況に至ったのか、そしてその結果がどうなっていくのかということを、著者の考え(推理)を交えながら描いてくれているということです。
考えた結果、後世の歴史家の考えと違う場合もあるようだが、そこも決して隠すことなく丁寧に理由を説明してくれている。つまり非常にバランス感覚に優れた物語だと思います。
前から考えていたのですが、歴史というのは例えば『1600年に関が原の戦い』ということをただ覚えるのではなく、どうして東西両軍が戦わなければならなかったのか、東軍が勝利し徳川幕府が開かれたが、関が原の戦いは幕府運営に影響を及ぼさなかったのか、ということを考えるところに面白さがあるような気がします。
それを国営放送の大河ドラマに影響をうけて、一過性のイベントのように「○○生誕の地」などと幟を立てたり、みやげ物を作ったり、祭りのダシにしたりするものですから、歴史というものが軽んじられていくのではないでしょうか。
歴史というものは、懐かしむものではなく、先人の成功例や失敗例が詰まったテキストだと思います。そしてローマ人の物語の中には、現代のわれわれが参考にしなければならないことがらがたくさん詰まっているように思います。
ポケモンキッズ5は無事に・・・
普段ならその場で即決買占め!なのですが、仕事に出かける途中だったということと、出かける先の近くにポケモンセンターがあることから、帰りに買うことにしました。
仕事をすませ、ポケモンセンターに向かいます。ちなみにポケモンセンターはバスターミナルの地下(名古屋に詳しい人には、オアシス21といったほうがわかりやすいかも)なので、まずバスの時間を調べてからお出かけです。
店の奥のほうにポケモンキッズがありました。でも種類が偏っています。
ここはもう店員さんにたのむしかありません。
「すみません、この5がすべてそろうか確認してもらえますか?」
しばし待ちます。店員さんが20個入りの箱を持ってきてくれました。
今回は全15種類です。ダブっている5個を抜いてレジに行こうとすると
「申し訳ありませんが、箱からかごに出していただけませんか」
とのこと。キッズ20箱が入っていた箱(ややこしい)は没収されました。
えぇぇ、と思いましたが、レジでハロウィンキャンペーンの飴玉をもらい機嫌をなおして店を出ます。
ポケモンセンターの隣にはジブリのショップとNHKショップとジャンプのショップが並んでいます。ちょっと離れたところにはトミカのショップもできました。
久しぶりなので一通り見たかったのですが、バスの時間もギリギリだったので、素通りしよう・・・としたらNHKショップで「おしりかじり虫」のビデオが流れ商品がいろいろと出ています。
「指人形があったら大変」
と急ぎ足で店内を見渡し、
「指人形なし!」
と確認してバス乗り場へ向かいました。
その結果、乗り場に着く直前に、乗るべきはずのバスが出発していきました・・・
次のバスは20分後です。
ゆっくりと、ジブリ→NHK→ジャンプ→トミカと堪能してきました。
ちなみに中身はまだ未開封です。クリアが入っていたら買いなおしにいかねばなりません。
大図鑑掲載は多分2週間後ぐらいになりそうです。
参考までに、20箱入りのキッズを通販してくれるところを見つけましたのでリンクをはっておきます。画像をクリックしてみてください。


ちびコレバッグはどこに・・・・
680円で即決だったことと、送料が200円。出品者がぱるるを使用できたのでATMから手数料ゼロ円で送金し、合計880円で入手できました。
店頭で買うよりも166円高いだけだったので、おとくに入手できたほうでしょう。
近いうちに大図鑑にもアップしますが、ラインアップについては
やる気が無いならもう発売しないでよ!
という感じです・・・
ちびコレバッグ2といえばゲキレンジャーも発売されています。メーカーによると8月発売のようですがまだオークションでは見かけません。
頼りにしていた景品タウンも閉店しちゃうし・・・
おもちゃを通販しているサイトに取り寄せられないか聞いたのですが、12個単位でしか入荷できないので扱っていないとのこと。
12個まとめがいしてオークションに流そうかとも思ったのですが、割引してくれる様子も無く、いままでもナルトやドラゴンボールをさばききるのに苦労したことを思い出してやめました。
確かにこんな状態ならおもちゃ屋さんも入荷したがらんわなぁ。
悩んでいたら、唯一、一個単位で通販してくれるところを見つけました。
下の画像からリンクしてますが、ただ送料がこちら(愛知県)で840円なのです。
商品より高いじゃん!と、ま、いつものことではありますが、少々迷っています。
どうしましょうかねぇ。


ガリレオ 見ました
普段はまず見ないのですが、そんな中でも大好きな推理小説を映像化したドラマは見ます。(温泉に行ったり崖っぷちで犯人を追い詰めたりする2時間のドラマは見ませんが)
そんな中、今日「ガリレオ」を見ました。いわゆる「月9」なんて見るのは何年振りでしょう。
結論から言うと、面白かったです。
作者の東野圭吾氏は、たまにしか読みません。というのも、自分としては珍しく(たいてい、気に入った作家は読み続けるんですが・・・)好みにあう作品と、そうでない作品の両方が存在するからなんですが、この探偵ガリレオシリーズは好みに合う作風のほうでした。
優秀な物理学者とどちらかというと熱血型の刑事(原作とは若干の違いがありますが)という組み合わせは、決して目新しいものではありません。
最新の技術を応用したトリックを、あくまでも科学的に解き明かしていく、という展開も最近では珍しくありません。
それでも見ていて面白かったのは主役をはっている福山雅治と柴崎コウの魅力に尽きるでしょう。福山雅治の顔を1時間見続けたのは今日が初めてでしたが、かっこいい人ですね。柴崎コウは、あいかわらずうまいです。
その人物になりきれる、というのでしょうか。
オーバーな演技があるわけでもないのに、なんだか彼女の考えていることまでもが伝わってきます。
今日のストーリーは原作第一作がベースになっていました。犯人役の唐沢寿明も良かったです。
さらに良かったことは、映像と演出の手を抜いていない、ということでしょう。単調になりがちな聞き込みシーンでの抜群な場面展開、湯川准教授が勤務する帝都大学(あれはセットでしょうか、実写でしょうか、合成でしょうか)とその研究室。湯川准教授が講義をしているシーンでの、学生の表情や小物などなど、ストーリーを追う以外の楽しみが随所に隠されていました。
さらにさらに、これは原作者がうまいんでしょうけれども、解決した、と思った後のどんでん返し。例えばコナン君のようなケレン味があるわけではないんですが、湯川准教授の執拗な実験の果てに犯人の本当の姿が得られるなんて展開には、30年以上推理小説と付き合っている自分も、少なからず驚かされました。
原作はそれほどたくさんの量がありませんので、あまり長く続くとは思えません。というより、短くて良いから第一話のクオリティを最後まで続けて欲しいものです。
さ、次週が楽しみです。
それにしても、刑事が一人で行動していたり、ましてや捜査協力と称して民間人(いわゆる推理する人)と一緒に事件現場に出入りする姿って、小説上では極めて当たり前なのに、実写で見せられると違和感を感じますねぇ。どうしてでしょうか。
苦行・難行 手取フィッシュランド
7日の日曜日に手取フィッシュランドへ行ってきました。
今年に入ってから2回目です。もちろんお目当てはメビウスのクリア。
まともに高速道路で行くと、名神から北陸自動車道に乗り換えて約3時間ですが、2回目とあって前回と同じルートでは面白くない、と東海北陸自動車道をまっすぐ北上することにしました。
東海北陸自動車道は岐阜のちょうど真ん中あたりを縦断しています。
周辺にはおいしいものもたくさんあって、サービスエリアでも(行きなのに)おいしそうなものに目移りしてしまいました。
現在東海北陸自動車道は、飛騨清美ICと世界遺産で有名な白川郷ICの間が開通していません。そのため、いったん荘川ICで降りて、湖沿いの道を走ります。
荘川ICで降りるとすぐそこには「桜の郷 荘川」という道の駅があります。
温泉もありますし、飛騨らしくおいしそうな五平餅やみたらしも売っています。途中で渋滞にはまったこともあり、ここまでですでに2時間近く経過していました。
それなのに30分ほど遊んで、出発です。
途中に「五連水車」を横目に見ながら、「御母衣湖(みぼろこ)」を目指します。
この周辺道路がまた曲がりくねっていて、狭いんですよ。それなのに「世界遺産 白川郷」へ行くのはこの道しかないので、大型の観光バスが結構通ります。
すれちがいに注意しながら慎重に進めます。
やっと白川郷が見えてきました。久しぶりに見る合掌造りに心を癒されながら、いよいよ「白山スーパー林道」へ進入です。
白山スーパー林道は、すばらしいの一言でした。通行料が3000円以上かかるのですが、それ以上に堪能してきました。景色もそして運転も。
名古屋では25度を越す日々がまだ続いてる中、頂上付近では15度です。風も強く、はっきりいって「寒かった」
家族全員で「秋だねぇ」とへんな感心をしておりましたが、実はもうひとつ運転手はスリルを楽しんでおりました。というのも・・・白山スーパー林道に進入してすこし登りにさしかかった時点で・・・
ガソリン残量の警告ランプがついた
のでした。1時間ぐらいかけて、なんとか無事に人里に降り立ち給油ができましたが、いやぁ、スリル満点だった・・・
楽しかったけど、一回で十分かな。
そうこうしているうちにやっと手取に到着です。
朝8時に家を出て、到着は午後1時でした。
今回は結構混んでいましたが、子供たちは十分に堪能したようです。
場内にはゼアスがいました。子供たちと一緒に遊んでいましたが、なにを考えたのか、バイキングという船が前後に大きく揺れる遊具に一緒に乗り込んでいました。
しかも2回。
なかなかシュールな光景でした
もちろん、メビウスのクリア版も大量にゲットしました。
一人五個だと思っていたので、奥様にも協力願ってレジに行きましたが、今回から数量制限が無くなったとのこと。
レオもまだある、ということだったので
「どこにありますか」
と聞いたら「他の指人形と一緒にワゴンにありますよ・・・」だって。
完璧に思惑がはずれたっ、てとこでしょうか。販売場所の限定が裏目に出たのでしょうかねぇ。