めざせ指人形マスター
キャラクターソフビ指人形をこよなく愛する一人の男が 「指人形マスター」と呼ばれることになる(といいな) までの顛末を記録した一代記である。
ガリレオとポアンカレ
ガリレオ第2話を見ました。
期待以上の出来栄えでした。面白かった。
今回は幽体離脱をすると主張する少年が登場しますが、その幽体離脱をして見た内容が容疑者として逮捕されている男のアリバイを証明することになる、ということをきっかけにガリレオ先生が事件に首を突っ込み(というより、現象に興味を持って)いきます。
詳しくは未読・未見の方用に避けますが、2話目にしてすでに登場人物が成熟している感じがよいですね。パターンがしっかりと出来上がっているというか。
ストーリーのテンポも最高です。不可思議現象の解明という的が明確に絞り込まれている中で、登場人物たちの思惑もしっかりと(くどくないように)描きこまれています。
近年まれに見る傑作だと思います。
役者さんたちも本当にすばらしい。演技をしっかりとしなければならない役の人たちには、名優を。そうではない役の人たちには、少しおちゃらけた感じの方々をという配役も絶妙です。
ガリレオを見ていて思ったのですが、「うまい役者さん」は、顔や目の表情で心の声が「台詞として」聞こえてくるんですね。口には出していないのに、その人が言いたいこと(言うべきこと)が本当に聞こえてきます。
第一話の犯人役だった唐沢寿明さんとか、今回の幽体離脱少年(子役の中でも抜群にうまいという評判の子ですが)とか。
下手な役者さんは顔の表情で「感情まで」(びっくり、とか、かなしい、とかうれしいとか)までしか聞こえないんですよね。そういう意味でも見る価値はあります。
第三話と「やっぱり」という感じで発表された劇場版ガリレオ「容疑者Xの献身」が楽しみです。
さて、ガリレオをみた流れでNHKスペシャル「100年の難問はなぜ解けたのか ~天才数学者 失踪の謎~」を見ました。
ポワンカレという学者が提唱した「ポワンカレ予想」は、その証明をめぐって100年にもわたって様々な数学者を悩ませてきた。証明に没頭するあまり日常生活を忘れ、いろいろなものを失い、あるものは命さえも失っていった。そのような中、ロシアの天才「グリゴリ・ペレリマン」という数学者が、実に簡潔に証明を成し遂げてしまう。それは、今までの数学者にとっても理解できないようなまったく新しい方法であった。当然、彼は数学者にとって最高の栄誉である「フィールズ賞」の受賞が決まったが彼は受賞を辞退したどころか忽然と人前から姿を消してしまった…
などと書くと、ガリレオを見た後だっただけに、ミステリーチックに「KGBの暗躍か」などと思ってしまいがちですが、実際には「ポワンカレ予想」の証明に精も根も尽き果てたという感じだったようです。
番組ラストには、彼の近況も友人から伝えられていましたし・・・
番組は(難しいながらも)CGを多用した面白い出来栄えでした。なんだか数学の世界って、バトルだなぁと思った次第です(なんと素人な発言だろう・・・)
期待以上の出来栄えでした。面白かった。
今回は幽体離脱をすると主張する少年が登場しますが、その幽体離脱をして見た内容が容疑者として逮捕されている男のアリバイを証明することになる、ということをきっかけにガリレオ先生が事件に首を突っ込み(というより、現象に興味を持って)いきます。
詳しくは未読・未見の方用に避けますが、2話目にしてすでに登場人物が成熟している感じがよいですね。パターンがしっかりと出来上がっているというか。
ストーリーのテンポも最高です。不可思議現象の解明という的が明確に絞り込まれている中で、登場人物たちの思惑もしっかりと(くどくないように)描きこまれています。
近年まれに見る傑作だと思います。
役者さんたちも本当にすばらしい。演技をしっかりとしなければならない役の人たちには、名優を。そうではない役の人たちには、少しおちゃらけた感じの方々をという配役も絶妙です。
ガリレオを見ていて思ったのですが、「うまい役者さん」は、顔や目の表情で心の声が「台詞として」聞こえてくるんですね。口には出していないのに、その人が言いたいこと(言うべきこと)が本当に聞こえてきます。
第一話の犯人役だった唐沢寿明さんとか、今回の幽体離脱少年(子役の中でも抜群にうまいという評判の子ですが)とか。
下手な役者さんは顔の表情で「感情まで」(びっくり、とか、かなしい、とかうれしいとか)までしか聞こえないんですよね。そういう意味でも見る価値はあります。
第三話と「やっぱり」という感じで発表された劇場版ガリレオ「容疑者Xの献身」が楽しみです。
さて、ガリレオをみた流れでNHKスペシャル「100年の難問はなぜ解けたのか ~天才数学者 失踪の謎~」を見ました。
ポワンカレという学者が提唱した「ポワンカレ予想」は、その証明をめぐって100年にもわたって様々な数学者を悩ませてきた。証明に没頭するあまり日常生活を忘れ、いろいろなものを失い、あるものは命さえも失っていった。そのような中、ロシアの天才「グリゴリ・ペレリマン」という数学者が、実に簡潔に証明を成し遂げてしまう。それは、今までの数学者にとっても理解できないようなまったく新しい方法であった。当然、彼は数学者にとって最高の栄誉である「フィールズ賞」の受賞が決まったが彼は受賞を辞退したどころか忽然と人前から姿を消してしまった…
などと書くと、ガリレオを見た後だっただけに、ミステリーチックに「KGBの暗躍か」などと思ってしまいがちですが、実際には「ポワンカレ予想」の証明に精も根も尽き果てたという感じだったようです。
番組ラストには、彼の近況も友人から伝えられていましたし・・・
番組は(難しいながらも)CGを多用した面白い出来栄えでした。なんだか数学の世界って、バトルだなぁと思った次第です(なんと素人な発言だろう・・・)
PR
この記事へのトラックバック
トラックバックURL
この記事へのコメント