めざせ指人形マスター
キャラクターソフビ指人形をこよなく愛する一人の男が 「指人形マスター」と呼ばれることになる(といいな) までの顛末を記録した一代記である。
母ちゃんはつよいっ
今日(1月13日)のメビウスは意外でそしてとても懐かしい雰囲気を漂わせていました。
事件の発端はガイズジャパンの食堂で働くおばちゃん(美保純演じる子沢山のおかあちゃん)が車道に飛び出した子供を助けようとして死んでしまうところから始まります。
嘆く家族たち。静かに眠るおばちゃんの枕元にサーペント星人なる「光につつまれた宇宙人」があらわれ「君の行動に感激」したと語ります。彼は地球でやることがあるのだけれども「このままの姿では活動に制限がある」ため、「君の体をかしてほしい」と頼みます。その上で、「足元からおばちゃんに合体」しておばちゃんが生き返ります。
これはもう明らかに「ウルトラマンのパロディ」ですね。どのシリーズ、と明確にいえませんが、多分「帰ってきたウルトラマン」あたりが原点ではないでしょうか。
当然のごとくサーペント星人というのは悪者で、おばちゃんの体を使ってガイズジャパンの中枢システムを破壊しようとたくらむのですがガイズとメビウスの連係プレイでいつものように阻止されます。
ただ、おばちゃんの意識が完全にのっとられるあたり、ウルトラセブンによく出てきた演出ですね。ありきたりなストーリーではありましたが、ウルトラマンを見続けた人にとっては、感心してしまうような作り方でした。
最後はサーペント星人の「体をのっとったおばちゃん」が日常の生活にもどりますが、しばらくの間はサーペント星人の超能力を使うことができました。何に使ったかというと、たくさんの洗濯物をあっというまに干したり、子供の忘れ物を目にも留まらぬスピードで学校に届けに言ったり、車道に飛び出した子供を助けるために車を片手で持ち上げたり・・・・
普通の人が宇宙人の力を手に入れたら、確かにこうやって使うでしょうね。最後まで楽しませていただきました。
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